はじめに
サラリーマンなど会社勤めをしながら副業でできる投資として注目を集めるインカムゲイン方式の不動産投資。
ワンルームマンション1室からマンション1棟まで幅広い規模の不動産投資がありますが、その中でも人気を集めているのが部屋数のそれほど多くない比較的小さな規模のアパート経営です。
ところで、こういった規模のアパートではハウスメーカー製の規格品的なアパートを建築するケースと、オーダーメイドのアパートを建築するケースがあります。
どちらがいいのかはオーナーさんの好みもありますので一概には言えませんが、ここでおすすめしたいのは後者のオーダーメイドアパートを建築すること。
なぜならメリットが魅力的だからです。
オーダーメイドアパート建築のメリットと注意点
オーダーメイドアパート建築をおすすめするのはメリットが魅力的だから。
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
注意点も合わせてみていくことにしましょう。
メリット
なんといっても最大のメリットはオーナーの希望を取り入れる余地が多いこと。
ハウスメーカーなどが作る規格が決まったアパートは、設計などがある程度標準化されているのがふつうです。
このため、オーナーの希望に合わせた仕様変更などはどうしてもやりにくいでしょう。
その点、何かと融通の利きやすいオーダーメイドアパートであれば、オーナーの希望も取り入れやすくなります。
ですので、たとえば特定のユーザー(入居者)に合わせた仕様のアパートを作ったり、オーナー好みのデザインを取り入れたアパートを建てたりということがやりやすくなるのです。
また、規格品のアパートは大手のハウスメーカーが建築するというパターンが多いのですが、オーダーメイドアパートのほうは地元密着型の業者が建築するというのが一般的です。
そのような業者の強みは何といっても地域の事情に明るいという点です。
どのような土地にどのようなアパートを建てれば投資が成功しやすいかといった基本的な情報から、大手業者であれば手に入れることが難しいような地域の情報を持っている可能性もあるでしょう。
したがって、オーダーメイドアパートを建築するための土地探しから投資の戦略まで、安心して相談に乗ってもらえる点も大きなメリットと言えるでしょう。
注意点
では、オーダーメイドアパートを建築する際にはどのような点に気をつければよいのでしょうか?
一番大切な点は、他の不動産投資とも共通の注意点ですが、きっちりとした戦略に基づいて投資を行うという点です。
アパート経営にはさまざまなリスクがつきもの。
そのようなリスクも考えに入れた綿密なシミュレーションを行うことが大事なことは言うまでもありません。
さらに、オーダーメイドアパートの建築を依頼する業者選びも非常に重要なポイントです。
当然、地元密着型の業者であればどこでもいいというわけにはいきません。
オーダーメイドアパートの建築が得意で、実際に実績の豊富な業者を選ぶことが肝心です。
また、業者側の都合を一方的に押し付けてくるのではなく、オーナー側の意見もきちんと聞いてくれる良心的な業者を選ぶこともとても大事なポイントと言えるでしょう。